kenoブログ

**ママ会いたいよ**

聖書ってさ

「あなたのみ言葉の全体は真理です。あなたの正しいおきてのすべてはとこしえに絶えることはありません」(旧約聖書・詩編119編160節)


 でね、これは代表的な箇所なわけです。
聖書の言葉はすべてほんとうだよ、という。
 新約聖書にもそういうことを言ってる箇所はたくさんある。


上記の訳(聖書はたくさんの翻訳(バージョン)があり、日本語での表現がそれぞれで微妙に違っています。原語からどう訳すかなので、どうしても違いは出ますし翻訳した各団体の教理や考え方にも影響を受けていると思われます)がこの箇所については一番いいと私は思っています。
 というのは「聖書のみことばはすべて真理です」と訳すと、自分に都合のいいところを拾って、これも真理あれも真理、願いも祝福も繁栄も癒しも奇跡も、ってやりたがるのが人間(人情)だから。
「全体が(全体で)真理」ここがキモです。つまみ食いはダメです。出された料理をすべて食べたら真理ってことです。じっさい英語訳の中には全部(オール)じゃなくてトータル(全体で)とかサム(総計)とかつかわれてるのがある。


 なにが言いたいのかっていうと、自分の好む甘くておいしいところだけつまみ食いで、カラダの健康に役立つ苦いものや味気のないもの生臭く感じる魚とかは嫌って食べない人(クリスチャン)が多いのだ。これ現実。
 宗教だね。宗教ってのは人から出たもので、ウケのいいことを語り、これさえおがんでれば良くなる、と。あの新興宗教のキャッチフレーズだ。


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 気の向くまま欲の向くままに好き勝手な生活して、何かあると聖書の都合のいい個所を開いて「神様、こう書いてありますので、このことをかなえてください」でしょ。たいてい。


 きびしく聞こえる聖書個所はみんな知ってるはずなのでここではいちいち取り上げませんが、究極は「世と分離しなさい/世も世にあるものも愛してはいけません」「金銭を愛することがあらゆる悪の根」です。情欲に関しては「隣のヨメさん気にするな。エロい目で女を見たらそれだけで罪やで」です。


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 死んだ妻、人生を「いいとこどり」で天国に帰った。
対して、知る範囲に、とても困難な状況にある若い夫婦がいる。
 おもしろおかしく幸せに暮らしたウチのかーちゃんの40年との違いは何なのさ、と思うわけだ。神様にも質問している。なんでですかと。


 これは単純に「こうだから」というものではない。それはわかってるつもり。ひきずってる呪いというのも現実的にはあったりする。私の耳だって、聖書の言葉が物理法則のように、算数の方程式のように効くのなら「イエスの名によってなおれ!」ったら即座に完全治癒されるはずなんだけど、現状は聞こえないのに耳鳴りがブルドーザーで地下ボイラー室を破壊してる。


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 ウチのかーちゃん。
夫婦喧嘩はテキトーにたまにしてたよ。
 ただしその内容はくだらん軽いことだけ。
オマエ家事サボりすぎだろ、みたいな。


 人生を左右する決定とか子供の教育、大きな問題への対応などは私に完全にゆだねて従っていた。以前もこのことは書いたと思う。何度も書いたかも。
 言葉を返された記憶がない。「わかった。そうしましょう」さえ聞いてない。私がするとおりに黙って従っていた。それは神様が喜ぶこと。神の秩序だ。逆をすれば逆のことが起こるリスクが高まる。


仕事をかわるときも引っ越す時も。
一軒家の産科医院の医師が「この数値では危険だ。わたしは生まれてくる子を失ったことはあるが母体を失ったことはない。救急車を呼ぶ。大病院の設備が必要だ」と言ったときも。
 私は「先生、私たちはクリスチャンです。イエス様が主です。イエス様はそんなことしないからだいじょうぶ。ここで産ませてくれと私がムリに言ったのだと一筆書きますから、ここで産ませてください」
 あのときも妻は微笑んで黙っていた。
キレた医師は「もういい!やる!。オマエなんか相手にしてられん」でした。
 無事出産後に、医師。
「あなたが言っていたイエス様が守ってくれたんですね」
これは妻がまったく私の判断にゆだね、従ってくれたからでした。その信仰で神様は妻と子を守ってくれたのでした。妻が不安になり取り乱せば、私は医師に従うしかなく救急車になったでしょう。
 私が信仰者として体験した奇跡的なことは、妻が従順に従ってくれたからというのがいくつもあります。


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今夜もカレーです。

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