kenoブログ

**イエスキリストを信じなさい**

下の子の就職

過去にUPした内容です。


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下の子が就職するときのことです。
 工業高校、高卒での就職です。
製造系大企業には高卒枠があります。工場など「製造現場」があります。息子の学校の求人企業リストはトヨタはじめ一流企業がズラリでした。


息子は石油系有名企業を第一候補にしました。
「ここに就職できたらマジメにやってる限り人生悩むことないじゃん」
という企業でした。
 応募者のための現地説明会では、石油精製プラントの現場監督である課長までは高卒でも昇進できることを知りました。案内した担当者が高卒の現場責任者でした。
 息子も私も、そこに就職できるよう祈りました。


 が、私はこうも言いました。
「就職のことでは、よく教会のあかしで、「願ってたところには就職できなかったが、2次募集で探して行った会社が自分にピッタリだった。神様は私に最も良い職場を用意してくださっていた」
 っていうのを聞いている。そういうこともあるからね」と。


息子は落選。
「超有名企業に就職」は、なりませんでした。
私は
「気持ちを切り替えよう、神様はおまえに最も良い仕事を用意してくれているから」
と励ましました。


2次募集を待つ間は「信仰の試練」でした。
 やがて就職担当の先生が持ってきてくれた会社はIT関連。
 企業のコンピュータシステムを扱う会社でした。ある企業グループのデータ管理部門
から派生してできた会社。


 職種はプログラマ、システムエンジニア。
一次募集では企業が要求するレベルの
「コンピュータ及びプログラムの基礎知識」
を持った人材が来なかったための2次募集でした。


じつは息子は小学生のころからVB(WindowsVisual Basic)をやっていて、高校時点では
ゲームプログラミングにまで手を出していました。
 パソコンに関してはハードの基本知識があり、自分のパソコンはパーツ買いの自作組み立てパソコンでした。
 家庭内LANで私が悪戦苦闘するのを見て育ちました。ネットワークゲームで遊ぶことでhttpやwwwの通信基本知識も身に着けていました。


 入社後のOJT(実地研修)は、最初にOS(Windows)すらインストールされていない「スッピンのパソコン」が渡され、OSであるWindowsと各アプリケーションソフトを自分でインストールし、ネットワーク等指示された設定をするというものでした。
 パソコンの基本について、その作業を通して先輩から教えてもらうというのが研修の目的です。


PC本体とOS(Windows)やオフィスソフト等一式を机の上に並べられ、
「じゃあ、やってみてね。わからなくなったらオレを呼んで」と担当者は自分の仕事に。
それがはじまりでした。


 その先輩が様子を見に来るよりも先に「できました」でした。


神様は「活躍の場」を与えてくれました。
 配属先で「あいつは即戦力」でした。


ほどなく大阪本社勤務に。
 数年後、社内審査で認められると高卒でも大卒と同じになる制度の試験に彼は合格。
社内では昇進可能性無制限になりました。
 その後、上得意先から「一定レベル以上の者を常駐させよ」との要求で、彼は出向となりました。やがて引き抜かれ、年収が大幅にUPしました。


家内が死んで、彼に久しぶりに会ったときの会話で
「オレのレベルまでなっていれば、とりあえず仕事はずっとある」と言っていました。
プログラマという仕事はピンキリです。
 業界では「士農工商プログラマ」という言葉があるそうです。


主イエス様の恵みでした。彼にとって最善の会社に就職できました。その後も祝福されています。


 初めてのパソコンは幼稚園の時。


小学校低学年。

上の子はプログラミングはやりませんでしたが、3Dグラフィックやってました。

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