スケート行きました。
毎度のモリコロ(ジブリパーク)。
小学校6年と3年か、そのくらいの女の子ふたり。兄弟(姉妹)。
手すり磨きのリンクからベンチにあがって、靴ヒモをもういちど締め上げてなおそうとしていたところに
「おっちゃんがやってあげるから」と押し売り。
小さい子供はムリなんだ。自分でキッチリ締め上げるのは。
ちゃんと締めてあげると、それまでよりもハッキリ違った動きになる。
これは初心者には定番。みんなユルい。靴がグラグラ。
「滑れるはずがない」状態。
「痛かったら言ってよ。これくらいなら痛くないでしょ」
で「さあいってみよー」と氷上へ。
お姉ちゃんのほうは、なぜかマイシューズ。自分のフィギュアの靴でした。
でも滑れてない。
私が担当した(?)下の子は貸し靴。
「スケートは何回目?」
「4回目」(耳聞こえないから指立ててもらった)
「あらあ、ってことは今まで教えてくれる人がいなかったんだね」
「うん」
ということでした。
過去3回きてるので、氷には少しだけ慣れてるようでした。
でも手すりから離れることはできないままでした。
「よし、じゃあまず基本から教えてあげる」
勝手にスケート教室のはじまり。
親御さんは見当たらなかった。
すなおな性格のがんばり屋さんでした。
小休止を入れながらの1時間半くらいで、手すりを離れて滑れるようになりました。
私が帰るころには、マイシューズのお姉ちゃんよりもスピードあがってました。
教えるコツがあって、定番ですが「ほめる」。
ウソでヨイショじゃないです。
そこはかつて氷上係員をやってたし、アイスホッケーの経験もある。
その子のいいところを見抜いてほめます。
基本動作を教えるのは最初の5分くらい。
そのあと、今日の場合では、
「あなたはヒザがやわらかいのがいい。初心者は足が棒になっちゃう子が多いんだけど、あなたはちゃんとバネになってるね」
「これまで3回来てるだけあって、あなたはちゃんと右足があがってる。それすごくいいこと。みんな最初に手すり磨きで右足はフェンスに当たりっぱなしの悪いクセがついちゃって、右足を引きずるクセがある。あなたは左右ともちゃんとあげてから滑らせている。それをくずさないようにね、とてもいい」
「最初から左右に振れてるじゃん。ガニ又(また)じゃないね。ふつうは滑れてる気になってても、じつは足が開いて転ばないように踏ん張ってる状態が多い。そうすると少し滑れるようになってからの、ターンなどの次の動作に進めない。あなたはいいよ。ちゃんときれいに片足づつに乗れてる。その滑り方を忘れないでね。油断するとガニまたの初心者滑りになっちゃうから」
「いいよいいよ。自分ではわからないかもしれないけど、スピードが上がってきてる。おっちゃんが1週回って、もいちどあなたのところに来るまでの距離が伸びてきてる。どんどん逃げて行ってる。スピードが上がると安定するよ。自転車といっしょ。その調子だ」
と言っていたら、ほんとに滑れるようになっちゃった。
かつて同じような子がいました。
おかあさんとお姉ちゃんと3人で来ていて、その子は1年生かな。小さい女の子でした。
はじめはみんなヨチヨチながら、体格的にまさるおかあさんとお姉ちゃんに置いて行かれてました。靴ヒモをちゃんと結んであげるところからはじまって、おかあさんに
「この子、たぶんいけるよ。小さい子は、足が棒なんだけど、この子は見てたらバネがある。靴をちゃんとフィットさせたら覚えるのは早いと思う」
「この子、滑れなくても、さっき手すりから離れて中央リンクに行こうとしてたよね。度胸も根性もある。転ぶことを恐れてないし」
と本人にも聞こえるように話しながらヒモをしっかり結んであげたら、その気になってガンガンいきました。
1時間後には、おかあさんとおねえちゃんを置いて、滑ってました。
3人が先に帰るとき、お母さんが大きく手を振って「ありがとー!」でした。
これしか楽しみないよ。
逆に、ひとつもっててよかった・・。神様感謝します。
写真は過去のもの。

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